WSL2+Alpine軽量なDocker環境を手に入れる

IT

最近モダンな開発とは距離を置いた生活をしているため
ふと学びたくなりました。
ただ、Ubuntuだと数ギガの容量を使うため、貧乏症の私は勿体ない気がしてしまいます。
そこでAlpineとDockerを使ってどんな筐体でも使えそうな開発環境を目指してみました。

alpineのインストール

下記より、alpine-minirootfs(tar.gz)をDL

Index of /alpine/latest-stable/releases/x86_64/

Power Shellにてalpineのイメージをインポート

wsl --import alpine c:\wsl "C:\Users\<ユーザー名>\Downloads\alpine-minirootfs-3.19.0-x86_64.tar.gz" --version 2
インポート中です。この処理には数分かかることがあります。
この操作を正しく終了しました。

これで以下のようなWSL2ゲストがWindows環境に追加されます。

  • ゲスト名
    • alpine
  • ストレージファイル設置場所(ext4.vhdx)
    • c:\wsl

あとはWSLのアプリを起動するか、下記コマンドでalpineを起動できます

wsl -d alpine

alpine内の環境構築

apk update
apk upgrade
# docker 関連のインストール
apk add --no-cache openrc docker docker-cli-compose
# 自動起動のためのopenrc導入
openrc sysinit
touch /run/openrc/softlevel
rc-update add docker
# VSCodeで開くために準備
apk add --no-cache libgcc libstdc++

現状ですと、openrcによるdockerdの起動に失敗するようなので下記のように
/etc/init.d/dockerdepend内のnetを削除します。

 depend() {
-	need sysfs cgroups net
+	need sysfs cgroups
 	after firewall
 }

あとは下記コマンドでWSL起動時にdockerを起動させることができます。

openrc sysinit

下記サイトを参考にさせていただきました。

WSL2のAlpine LinuxでDockerを使う
以前WSL2にAlpine Linuxをインストールする手順を紹介しましたが、この環境にDockerを導入してみます。 WSL2でDockerを

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